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夫婦間親子間のモラハラに関する
ご相談/カウンセリング
毒親やデートDVなど近しい関係に
起こる支配に関する相談

東京よつ葉法務オフィス 
心理カウンセリングルーム

住所:東京都中央区京橋1-6-7
      京橋高野ビル2階
アクセス:京橋駅、宝町駅3分
 東京駅八重洲口、日本橋駅、
 銀座一丁目駅徒歩7分
電話:03‐3564‐8177
メール:
定休日:土日祝日

*ご相談は事前予約制です*
*   *   *   *   *

 

 

 

 

 

夫から暴言系モラハラを

受け続けている妻は、

夫から日常的に

「お前は馬鹿だ」

「お前は世の中がわかっていない」

「妻失格、母親失格」

「だからお前はダメだっていうんだよ!」

無能な奴」

等と言った、
自己価値を落とす言葉のシャワーを
浴びせられ続けています。




そして人間って怖いもので、

 

例え根拠のない言葉でも毎日毎日
そんな言葉を浴びせられ続けていると、

やがては自分でも

 

「私ってダメな人間だ」

「私は何もできない女だ」

 

「私なんかが母親で子どもが可哀想」

等と、


本当に思う様になってしまうのです。




多くの妻の方が

「洗脳状態でした」

と表現するこの状況も、
モラハラ被害の態様として多いものです。




そしてこの現象はもちろん夫婦間に

限られるものでは無く、

 

弊事務所で行っている

 

「毒親」「モラ親」


に関するご相談でも良くお聞きすること

です。



「あんたってダメな子ね」

「出来の悪い子」

 

「どうしようも無い子」

 

「あんたなんてどうでもいい」

 

「あんたはバカなんだから」

子ども時代からまるで暗示の様に
親から投げかけられた

ネガティブな自己像に結びつく言葉は、

当事者の皆さん曰く

 

「まるで呪い」

 

の様に、

大人になっても自信が持てず

ネガティブに考えがちな癖を付け、

 

いつまでも本人を苦しめます。





こう言った自己価値を低くする言葉を
日常的に浴び続ける事で、

本人が意識していなくても

ネガティブな自己像を内包してしまったり、


ネガティブな考え方の「癖」の様なものが
ついてしまうのです。



モラ夫と離婚した後や、

 

大人になったり毒親と離れて暮らすように

なってからでも、

 

こういった呪いの様な言葉は、

 

じわじわと心や自己肯定感を侵食し、

 

長期に渡り本人を苦しめます。

 

 

私自身はカウンセリングの場で、

目の前のクライアントさんに対し

 

「絶対にこの人は回復できる」

「自分らしい未来を選べるようになる」
 

と信じて見守っていますが、

 

それでも当事者にとってみれば、

その場、その時、それぞれに苦しみが

ありしんどいものでしょう。




どうか、

 

モラ夫やモラ親の言葉に自分を

支配されないで欲しいと願います。



あなたには素敵な所、輝ける所が

たくさんあるはずです。

 

 

偏った見方にならず、

 

色々な立場、方向から自分を温かく

見つめて欲しいと思います。

 

そうすればきっと、

 

これまで自分でも気づかなかった様な

新しい自分、

 

自分で好きになれる部分に

出会えるだろうと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んで下さって

ありがとうございました

 

モラハラカウンセラー

行政書士/心理士

 

佐藤千恵

 

 


無能なサイト


お送りしますクリアレビュー。今回もネタバレ全開ですので未クリアのジョーカー各位は気を付けてね!



<ダンジョンのダルさは相変わらず>
ペルソナはその二面性からRPGのメインであるはずの戦闘パートがダルいという非常に特殊な性質を持っています。うん。今作もダルいんです。日常パートが楽し過ぎて…最速でクリアしないとコープの進行に差し支えますからねぇ。

特に今作は、異世界側からはどうにもならないパレスの障害を突破する為に現実の認知を変えたり、オタカラ出現の引き金として本人に欲望を自覚させる為に予告状を出したりとイヤでも1日以上日数が掛かる仕様になっています。

ジワジワと減り続けていくSP回復アイテムにこちらの神経まで擦り減らしながら、ダンジョンを一気に攻略していくのはなかなかの苦行です。気功系のスキルかアクセサリーがあるとかなり改善されるんですけどね。やはり武見先生は神。いや、女神か。これからの時代はトイレの女神よりパンクの女神ですよ。

その観点で振り返ってみると一番キツかったのはカモシダパレスですね間違いなく。コープを殆ど上げられないため、アルカナボーナスが期待出来ずコープアビリティも得られない状況下。ロクな手持ちのペルソナも装備もないので、どうしても攻略が長引いていきます。勿論SP回復アイテムなど集めるべくもなく…

自前で4属性を打てるペルソナと、敵のステータスを下げられるペルソナ、それと状態異常を付与させられるペルソナ辺りを用意して漸くスタートラインです。欲を言えば気功系や吸魔などのSP回復スキルを持ったペルソナも欲しいんですけど、いずれもレベル35前後からしか作れませんからねぇ。ちょーっと現実的じゃないです。



ご存知色ボケバレーボーラーこと鴨志田。元オリンピック選手で、秀尽学園高校のバレー部を全国大会に連れて行った功績の持ち主。初っ端から若干感じが悪い対応だったが、この時点では川上先生とどっこいどっこい程度。しかし竜司と共に一度探り始めたら出るわ出るわのクズの道。

"そこそこ目立ってて気に食わなかった陸上部を自らのバレー部の為に廃部に追い込む" 
"その際、正当防衛と称して竜司の脚に怪我をさせる(本人の言い方的に骨折させていた可能性あり)"
"男子生徒に指導と称して殴る蹴るの暴行を繰り返す"
"一部女子生徒にはセクハラ。特にバレー部には暴行を含めた性的嫌がらせを日常的に行う"
"自らの実力を誇示するためにレクリエーション大会と称してバレーボールの試合を実施。その際男子生徒を失神に追い込むが、構わず続行"
など、初っ端からかなりの悪行でユーザーをドン引きさせた。出る作品を間違えてる気すらしてくる。金田一だったらちょっと面白目の猟奇死体としてコマを打ち抜くレベルの悪行。

更に高巻杏の親友である鈴井志帆が自殺未遂にまで至ったところや、パレスでの鎖や三角木馬などの所々に存在するオブジェ、更にボス戦で聖杯に何人も注がれている女の子と思しき肢体を見ると、男子生徒への嫌がらせは暴行罪まで、女子生徒への嫌がらせは性的暴行にまで達していた可能性が高い。清々しいまでの外道である。

その反吐の出る様な所業でプレイヤーには蛇蝎のごとく嫌われていて、
「チャージヒートランダ八艘(※1)でバラバラに切り刻んだ。
「鴨志田って殺せないの?無理?」
「むしろ改心させたくなかった。改心しないまま牢屋にぶち込まれて喚き散らし続ける姿が見たかった。」
「ゲームオーバーになっても良いから鴨志田を廃人化させる選択肢が欲しい。」
などなど凄い言われよう。嫌われ度で言えば大ボス獅童すら凌駕する勢いである。流石です鴨志田先生。
(※1)物理系統最強ペルソナ、ヨシツネ大先生によるファイナルな処刑コンボ。チャージ(物理威力2倍以上)×ヒートライザ(攻撃力防御力命中率回避率の全ステータス上昇)×ランダマイザ(敵の全ステ下降)×八艘飛び(敵全体に8回小ダメージ)という、P4経験者にはお馴染みのぶっ壊れリーサルウェポン。雑魚殲滅に使ってよし、ボス削りに使ってよしの使い勝手の良さもウリの一つ。
5でもそのぶっ飛びっぷりは健在で、試しに作ってみたところラスボスの第二形態すら2回で沈めるトンデモ威力でした。

かように擁護しようのないドの付くクズ教師だが、そのヘイトの稼ぎぶりとやってる事の黒さは、最初の悪役としてはベストジーニストと言わざるを得ない。

彼の欲望と、その立ち居振る舞いは大抵のプレイヤーがどこかしら既視感を覚えるものです。セクハラ問題の一つや二つは身近にあったかもしれませんし、学校という閉鎖環境が非常に認知の歪みを招きやすいのは結構な数のプレイヤーが経験済みではないでしょうか。どの学校にも一人か二人は居たちょっとヤバ目の教師。どの職場にも一人か二人は居たちょっとヤバ目の同僚。それを極限まで膨らませると鴨志田になります。要するに怪談話と一緒なんですよ。「何とかという大妖怪が〜」と言われるより、「お風呂に入って髪を洗う時気配を感じたことない?」と切り出された方が嫌ですよね?
 
前科持ちというやや特殊で、決して感情移入のし易い訳ではない主人公に対し、この一件への怒りでプレイヤーの気持ちが入り込んでシンクロする素晴らしい作りです。この辺上手いですよねアトラス。世界の危機だと長鼻のジジイに言われるより、目の前の女の子が飛び降りた方がショックを受けるんですよプレイヤーは。「シホ カタキ。カモシダ コロス。ゼッタイ コロス。カモシダ マルカジリ。」てなもんですよ。

そして、事情聴取に駆けずり回ってる時に三島からポロっと聞ける「先生も親も知ってて黙認してる」という一言。カモシダシャドウも言ってましたが、根本的に問題なのは「鴨志田がもたらす甘い汁に群がる為に周囲が築き上げてきた環境」だったんですよね。甘い蜜の生産元である鴨志田が逮捕されて塀の向こう側に行ったので一先ずは無くなったと思って良いのでしょうが、歪みを育む土壌は依然として残っていると考えると中々にやりきれない。この部分も、どこでも誰にでもいつでも起きうる問題だというのを象徴していると思います。考えてみれば斑目も奥村も新島も、どこか遠い世界の悪役の話ではなく、「きっと今まで起きてきて、これからも起きていく事なんだろうなぁ」というある意味親近感を覚えるものでした。ペルソナは社会派作品なんですよ。社会派作品。
………………………………………………………………

ダンジョン自体も結構長いですよね。強制潜入3日+自由攻略が6エリアほど。更にオタカラへの潜入ルートを確保して後日予告状を叩きつけ、その後改めて潜る…と、諸々合わせると最低5日。道理で長く感じるはずだよ……実際一周目で自由攻略パートを1日だけで突破はかなりキツイんで、結構な割合の人が一週間以上はかかるでしょう。安定して初日クリア出来る(リスキー除く)雪子姫の城を見習って欲しい。あちらは強制潜入も少ないし。やはり鴨志田許すまじ。

<ダンジョン攻略に刺激を求めるのは間違っているのか?>
他のパレスも正直似たり寄ったりです。後半に行くに連れて色々取れる手段が増えていくので多少は楽になりますが、本質的なダルさはあんまり変わらない。

「んじゃあどうすれば満足なんだよ?」と聞かれると正直困る。というか多分私だけじゃなくアトラスも困っているんだと思います。

セーフルームを実装して探索をやり易くしたり、カバーや急襲を実装してバックアタックを取りやすくしたり、とアトラスが試みた様々な工夫を感じるのは確かです。ダンジョン同士のビジュアルはかなり差別化してありますし。



カジノから美術館、銀行から果てはピラミッドまで。選り取り見取りのペルソナ5のダンジョン。如何にも怪盗の仕事場って場所ばかりで凄くいい。P3はひたすら同じ見た目で同じ構造の塔を上りまくり、P4は基本構造は変わらずガワだけが違うダンジョンに潜り続けたのを考えると、随分進歩したなぁ。
…………………………………………………………

しかし、ダルさは変わらない。これはダルさが「弱点を突いて敵をダウンさせて総攻撃」という戦略の根幹部分に根付いているせいだと思います。結局のところこれの繰り返しなんですよねペルソナの戦闘って。



一応
・念動属性と核熱属性の追加(復活?)。
・光属性と闇属性が祝福と呪怨属性に一新。今までのハマムド系に加え、純粋にその属性のダメージを与える魔法が追加。
・それに伴って、従来のハマムド系の即死魔法が少々かかりにくくなってる様な気も。
・状態異常からのテクニカル攻撃が実装。特定の状態異常から攻撃を加えるとダメージが増加。

てな感じで変更点はたくさんあるんですけど倍率としては総攻撃の方が上ですからね。弱点あるんなら突くに越した事はない。弱点がない奴らはそこまで数が多くない上に、後半になると状態異常で2ターンかけて攻めるより強力な物理で殴った方が早い…状態異常ってここぞという時の信頼感に欠けるんですよね……

戦略の主軸は結局かわらず、新たな試みも枠組みを変えるほどには至っていないという印象。どうしても状態異常が要ると感じたのはフタバパレスアヌビスくらいですか。あいつは本当にダメです。

とはいえ、RPGにおいて安定した攻略手段が存在しているのは当たり前ですもんね…
極端な乱数に依存したり、開幕全体即死魔法をぶっ放しまくる理不尽な方が嬉しいわけがないし。あ、一部嬉しい人も居るかもしれないですけど…

もうここまで来ると、P5はコマンド選択式のターンバトルとしては最早完成形に至っているのではとも思います。システムの限界なんじゃね?と。

だってP5は
・そこそこ戦略性があって
・そこそこスリルがあって
・きちんと準備すれば誰にでもクリア出来る
ゲームですから。

…うん。私がRPGに求める所は全て備えてある。やっぱ無い物ねだりみたいですね。

とはいえ、ここ数年で色々なジャンルの開発ノウハウを得たアトラス。次世代辺りには唐突にアクションRPG、ペルソナ6!になっている可能性はなきにしもあらず…?

という事でパレス攻略に楽しさを求めるのは諦めています。決して面白くないわけではないんですけどね。


<真エンドはいずこ>
丁度前の記事を出してから、この記事を書き始めるまでの間に2周目を始めています。やっぱメッチャ面白いです。パレスは極力巻き巻き高巻の方向で。あ、鴨志田先生は杏コープ上げ用に全書から引き出したラファエルのチャージヒート剣の舞でお亡くなりになりました。合掌。

しかし、半分惰性、残り半分はこの記事を書く為に始めた2周目ですが、やはり改めて見てみると気になるポイント多いですね。考えれば考えるほどループ物だと思えてくる。そしてそれに伴ってやはり真エンドが存在してるという気がしてくる。いや、もう存在しているという気しかしてこない。

で、その辺の詳細を調べる為に色々調べてたら

こちらでぐうの音も出ない程綺麗にまとめられてますので、お時間のない方はこちらを見て頂ければオールオッケーですね。私もこんな記事を書けるようになりたいものです。

正直ループ物であると疑う根拠なら上のページに書かれている事で十分なんですが、私は私で気になっている事を幾つか挙げておきましょうか。

・ED後のムービーで流れるオープニング曲
故郷にジョーカーを送る為に仲間達がワイワイしてて無闇な爽やかさが爆発してるアレです。真が点けるカーラジオから流れてんのオープニングムービーで流れてる曲なんですよ。EDの後のオープニングって中々に勘ぐっちゃいません?その直前の竜司の「まだ夢の中」みたいな台詞から始まる短いやり取りも意味深ですしね。


・初めてイセカイナビを手に入れた時と、ヤルダバオトを倒した後の二度の時間停止演出
これは本編中で特に説明が無くて気になっている所です。ヤルダバオトを倒した後、腰まで赤い水に浸かった渋谷の住人達が完全に静止しているアレですアレ。あの演出が地味に気になってます。

実はあの時間停止演出は主人公が渋谷の交差点で初めてイセカイナビを手に入れた時にも起こっているんですよ。奇しくも同じ場所で。

以下、この二度の時間停止現象が同じ原因により発生したと仮定して話を進めます。

まずは、ヤルダバオトを倒した後の時間停止。その後起きたのは認知世界の消滅。現にあれだけパニックになっていた渋谷の住人達は何一つ覚えていないご様子ですので。

認知世界が消滅する事により、認知世界に関する認知が丸ごと書き換わった。それはわかる。ちょっとややこしいけど。つまり、大衆の認知が書き換わったタイミングで時間が停止しているって事です。書き換えたのは怪盗団かヤルダバオトか、もしくはその両方というところでしょうか。

ここまで考えると、じゃあ一回目のアレは何?ってなるわけですよ。誰の、何に対する認知が、誰によって書き換わったの?って。これってP4で言うならガソスタでのラッシャーシェークハンド(イザナミの握手)くらい大事な瞬間だと思うんですけど、そこに対して殆ど言及がない。強いて言うならヤルダバオトの、「イセカイナビを与えた」発言くらいで。

ヤルダバオトにより、主人公や仲間に与えられているイセカイナビ。そもそもこいつをどうやって与えているのかイマイチ謎。何?ウィルス的な?携帯回線通じて感染してんの??

一応仲間は全員イセカイナビを所持している様だが、常に皆一緒にしか認知世界に潜らない為仲間がイセカイナビを起動する姿を見る事は殆ど無い。地味に死に設定である。周りに居る人間は起動した時に一緒に連れて行くみたいだし。

認知世界へ潜る際に仲間を故意に置いていったのは双葉のタカリ叔父をしばきに行った時くらいですかね?後はユースケのメメントスケッチくらいですか。
………………………………………………………

どうやら竜司の件から考えても、仲間達はペルソナ能力を得た後にイセカイナビを手に入れているご様子。鴨志田パレスへの二度目の潜入の際は主人公のスマホを借りていますので。

唯一の例外は双葉ですかね?パレスに潜入してシャドウと問答するのにイセカイナビ使ってますからね。あの子だけは明らかにイセカイナビが先です。

となると、一体どのタイミングで与えたのかが問題になって来ます。偽イゴールことヤルダバオトさんは基本的に認知側の存在なので、あちらのパレスに潜った際に何とでも出来るのかもしれませんが、そうなると主人公がイセカイナビを手に入れた入手経路がちょっと怪しくなってくる。まだ認知世界に全く触れていないはずですから。

この二点、オープニング後の時間停止が起きた理由イセカイナビのキチンとした入手経路については未だに納得のいく説明が見つけられていません。それだけ想像の余地も多いということですね。楽しい。

そう、例えば

「時間停止が起きる原因は、両者とも同スケールだったと考える。(そんなに突飛な考えでもないでしょう?)

認知世界の消滅に匹敵する出来事?そりゃもう、認知世界の創造以外にあり得ないでしょう。あの時あの瞬間、主人公のスマホにイセカイナビが入ったあの時こそ、実は認知世界元年だった!!

二人のワイルド!観測者!反逆者!!全ての役者が揃ったからこそ認知世界が産まれた!!

認知世界がずっと前から存在していたというのは錯覚に過ぎなかった!!世界の認知が丸ごと書き換わった瞬間、すべての人間の認知にタイムラグが生まれる。それが時間停止の様に見えていた。これが真相だ!」
例のアレです。ご査収下さい。
…………………………………………………

と、こんな説は如何でしょう?中々それっぽく聞こえません?

あるいは

「認知世界の悪用に気付いていた誰か、もしくは何者かが認知世界の存在する世界に主人公を引き込んだ。それが時間停止の瞬間。

その何某かは、ヤルダバオトの様に結論ありきの物ではなく、本当の意味で運命を見定めるため、つまり認知世界の、そしてメメントスのあるべき行く末を決めるダイスとして主人公を盤面に投じた」

なんてのもどうですか?悪くないでしょう。

まぁ、どちらも獅童明智一派の動きと今一つ噛み合わないんですけどね…

前者は、主人公が東京を訪れた時点で既に何件か発生している精神暴走事故が不自然に見えてきます。あくまで認知世界を知らないマスコミ主観の物でしょうから全てが明智の仕業かと言われると正直微妙かもしれませんが、やはりそのうち何件かは獅童が命じた物でしょう。となると、"認知世界は意外と最近出来た説"はちょっと怪しくなりますね。

一応、獅童が起こしたと裏が取れてるのはゲーム開始直後の地下鉄暴走事故からで開始前の物については一切証拠がないのでまぁ、なくは無い…のか?明智や獅童が起こしたものでない…とか?うーんやっぱり無理がある様な…

後者は消滅の方の時間停止とスケールのバランスが取れなくなってちょっと面白くないです。ありそうっちゃありそうなんですけど、何かしょっぱい…あるいは、実は主人公が現実だと思ってるあの世界自体が実は認知世界で、認知世界の中に認知世界がある入れ子状態だったと考えると少しは面白いですね。ループしてるのもその為だと。謎は尽きませんねぇ。

<真エンドは完全版説>
こんな場末まで来て頂ける方なら他のソースの情報にも相当数触れていらっしゃる事でしょう。今ペルソナ5の議論に関する50%は"真エンドがあるかないか"そして、あるのならば"どうやって派生するのか"で占められています。

まず真エンドがあるかないか、これに関してはあると私は思います。解決されていないポイントが余りにも多い。しかし、同時に今はないとも考えています。

今はないと考えるのは、まぁ風情のない話なんですが、今は人気ソフトは発売後すぐさま解析されて、毛穴の奥まで丸裸にされるのが常です。真エンドが現時点で存在しているのならば、とっくに世間に公表されてしかるべきでしょう。って事で多分無いです今のとこ。

これに対する答えとして、"暫くしてDLCとして配信される"説が根強いです。中々に納得できるものである様に思えますが、どこか懐疑的な自分も居ます。そんな私はズバリ真エンドは完全版で来ると思います。

ご存知の通り、P5には意図的に開けた様に見える穴がストーリー上に開いている一方、ストーリー自体の完結性は非常に高いです。元締めも自称神も纏めて倒していますし、認知世界は既に消滅済みです。ループ物である事を踏まえた真エンド派生はちょっとやそっとのストーリー変更では追い付かないんじゃないの?と。そう考えてしまうのです。半ば「アトラスは我々の考えも及ばない様な凄まじいストーリー展開を考えているに違いない」という願望混じりなのは認めます。期待しちゃいますよねこれだけの物を見せられたら。

もし仮に本当にループ物で、その上それを掌握していた、前作で言うとイザナミにあたる存在が居たのであれば、そいつは非常に強大な存在で、更に謎解きのルールに則るのであれば既に登場していなければならない。残念ながら私はそんな奴に心当たりはありませんが、そいつに近づく為のキーパーソンになりうる奴なら一人だけ思い付きます。

同じ素質を持ちながら、未来を見据える主人公とは対照的に、過去に縛られ続けたもう一人のワイルドこと明智吾郎君その人です。


<雑な扱いに謎だらけ>
真エンドに派生する為の条件があるならば、それには彼が関わってくるでしょう。

その理由としてはやはり軽すぎる扱いが引っかかるというのが挙げられます。

前編でも書きましたが、
"現役高校生探偵"
"獅童の隠し子"
"ヤルダバオトに力を与えられたワイルド"
と盛り沢山な設定に見合わない扱いを受けているんですよ明智君。

設定だけではなく、彼は新島達、獅童、そして怪盗団、どの陣営にとっても非常に重要な存在なんですよ。はずなんですよ。なんか雑な扱い受けてますけどね!

我らが敏腕検事、新島冴。エリート街道を突っ走る仕事の鬼。社会ステータス値で言うと今作のキャラ達の中ではトップクラス。……というか、駆け出しアイドルのりせ以外は良くも悪くも普通の人たちばかりだったP4に比べてP5はそもそもヤバい奴が多すぎるんですけども。

日本で有数の大企業の遺産を相続した女子校生とか、世界的に研究されている難病の治療薬の開発に成功した医者とか、現役女流棋士とかさぁ…え?同じ学校の他の奴は普通だろって?イヤイヤ、バリバリ読モやってる天然美人ハーフと、かつてインハイを狙っていた脚の持ち主と、歴代の生徒会長の中でもズバ抜けた才女と呼ばれる生徒会長だよ?ド級のマイナスステータスな前科の持ち主がどう張り合えっていうの………三島…こっちもこっちで大変なんだよ…でもお前の気持ち、よくわかるよ……今度飯食いに行こうな……
……………………………………………………………

新島達にしてみれば、明智は獅童の規格外の犯罪の手段を証明できる唯一の人間のはず。認知世界なんて常識外れの存在の証明には欠かせないはず。仮に認知世界が消滅したとしても、獅童の立件に際しての認知世界が存在していた事の証明の必要性が消えたわけではないでしょうから。

また、明智が頻繁に検察庁に出入りしているのみならず、警察のニイジマパレスへの突入までも手引きしていた事から考えるに、彼の足取りを追うことは組織内の獅童シンパを明らかにする事に繋がるでしょう。死んでしまった特捜部長以外だけが唯一のシンパだとは考え辛く、キチンと機能する組織へ刷新していくのに、そのシンパ達の炙り出しは外せない段階でしょう。何やってんの!検察は!!

とはいえ冴さんが無能だとは全く思わないですけど。認知世界なんてインチキ級のファクターを知らずに、11月時点でアレだけ怪盗団の犯行を特定し情報を纏めてあげてくるのは有能以外の何者でもない。将棋のルールを知らずに詰め将棋やる様なもんですよ。けど、明智君に余りにも淡白なんだよなぁ…裏切っていたとはいえ、一緒に仕事をしていた仲なら思うことの一つはあるでしょうに。

一方獅童も獅童で明智君の扱いの雑さが際立ちます。
ハゲに関してはまだまだ謎が多いです。ループ物である事には特に関係ないでしょうが、彼に関して引っかかる事と言えば、やはり"自分のパレスに関する認識の甘さと警備の杜撰さ"です。そしてそこから生まれる推測が、"獅童って言うほど認知世界に通じていなかったのでは?"というものです。

獅童自身も周囲の人間も、獅童のカリスマ性で組織が回っている事は分かっているはずなんですよ。にしては、怪盗団の改心に対する防御策が仮死状態になる薬だけってちょっとショボすぎません??

イヤイヤ、お前ら分かってんだろと。これまでの事例を見ても改心が問答無用で起こるの分かってんだろと。怪盗団かそれに連なる何者かの生存が明らかになった時点で、もっと死に物狂いで止めに来いやコルァ!!

ここで可能性の一つとして浮上するのが、「認知世界というものが存在しているのは知ってるし、そこに自分のシャドウが居て、これをやっつけられたり殺されたりすると何か色々起こるのも知ってる。けどそこに行く手段はない」って状態だったんじゃね?と。そうとも考えなければあのガバガバ警備の説明が付かない…
………………………………………………………………
明智君は、獅童にとって認知世界に直接干渉する唯一の手段だった可能性は意外と高いんじゃないでしょうか?その割にはあっさり見捨てるつもりだった様ですが、総理就任後の干渉手段はどうするつもりだったんでしょうか。他にアテがあるとは思えないですし、ちょっとガバガバちゃう獅童さん??

オマケに明智君、最後まで生死不明なんですよね。新島検事は最重要参考人であるはずの彼について何も語ってくれない。仲間も右に同じ。獅童側にしたってもっと死ぬ気で探し回るべきでしょ?

よくよく考えてみると、ペルソナ使いとしてパレスで力尽きた人間がどうなるか全く情報が無いんですよね(ベルベットルームで朽ち果てるのを除く)更に考えると、自らのシャドウを殺された人間本体がどうなるかすらよくわかってない。奥村社長や学園の校長の件と、地下鉄の車掌や全裸になった店員の件を見比べると、同じ廃人化と言っても程度がある様です。明智に一度は消されたはずの奥村シャドウですが、すぐさま廃人化が起きてるわけじゃないんですよね。記者会見の最初の方はマトモに話してる訳だし。

しかし、学園の校長が事故死した時の事を考えると、自由自在に時間を操れるみたいだし……横断歩道を渡る瞬間を見計らってやってるわけですから自由自在でしょう。一体どういうことなんでしょうか?
というかそもそも廃人化と暴走の区別が付かないんですが……私だけですかね?地下鉄暴走事故の車掌、秀尽学園の校長、そして奥村社長。皆症状は同じに見える。車掌は生きてる様ですので、廃人化=死ではないようですが、そうなると校長はまだしも、奥村社長が何故死んだのか今ひとつわからない。あるいは車掌は暴走で、残りの二人は廃人化だとか…?でも、そう判断するに足る根拠がない…

わからない事だらけじゃねぇか!!




ってな感じで、
・そもそも明智は具体的にいつから、何をやっていたのか
・獅童たちはどこまで認知世界に通じているのか
・明智はシドウパレスで怪盗団を逃した後どうなったのか

という感じでとにかく謎だらけな明智君周り。コープが手動になるというのは意外と妥当な線だと思います。となると、イベントスケジュールに大幅な変更が加えられるわけで、って事はもう完全版しかないでしょ!

ちょこちょこっとした追加ストーリーになるくらいなら、いっそ一切の妥協無しに大規模に刷新して完全版として売りに出して欲しい。

というわけで予測半分、期待半分でトゥルーエンドに新しく分岐するストーリーは彼を主軸に回ると予言しておきましょう。座して待て!!


<終わらないP5>
前後編に分けてお送りしました、ペルソナ5クリアレビュー、如何でしたでしょうか。全消し前の2.5倍くらいの長さになってて自分でも正直引きましたが、書きたい事が多すぎて半ば纏まらないまま書き散らしてる感じです。

ですが実は他にも画像に添えた文章でサクッと済ませた各キャラの魅力とか、終始顔を見せずに物語を回していく大衆の存在とか、語りたい事は沢山あったんですよ。アップロード直前に最終確認してたら全消しされたこないだのトラウマがしつこく頭をもたげるんで泣く泣く削りましたけど。ぷよぷよか。ぷよぷよなのか。

いやぁしかし、この記事を書いている最中に遂に2周目の9月に突入しましたが、まだまだ熱が冷めませんねペルソナ5。流石に飽きるかと思ったんですけど。むしろ書きたい事が増えていくばかりです。ひとえにとんでもない完成度のお陰ですね。ありがとうアトラス。

というわけで次回からはこの熱いパトスを解き放つ為、1記事1テーマのP5ミニコラムを書いていこうと思います。流石にこの二回でアレもコレもと欲張り過ぎましたからね。サクッと読めてフワッと面白い。そんな文章目指して頑張っていきます。

ここまで読んで下さって本当にありがとうございました。次回もお楽しみに〜〜



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