スカッとさわやか金字塔
皆さま、毎度です(^_^)v
ここ最近、スーパースタリオンGT2RSに関しての質問が、ちょいちょいメッセージで送られて来てますので、まとめて回答させてもらいますね(⌒∇⌒)ノ"
友蔵の場合、ロッドビルディングの知識が豊富な方々とは対象的で、【感覚重視】なので、よくワカラン回答かもですが、ご了承下さいませ。
まず、基本スペックは、以下の通りです。
機種名:スーパースタリオンGT2RS
レングス:7フィート1インチ
パワー:ミディアムヘビー
メイン素材:トレカT1100G(33t)
補助素材:33t&40t
4軸クロス:±45°&±30°
トレカT1100G比率:約92%
友蔵が、新型スーパースタリオンの開発に参加させてもらったのは、昨年の9月下旬なので、早9ヶ月が過ぎようとしてます。
開発目標は、元祖スーパースタリオンをあらゆる面でブッチギリで超えること。
元祖スーパースタリオンを溺愛する友蔵なりの意見を今江さんと交わしながら、まず、誕生したのがスーパースタリオンGT2で、そこから更に進化したのが、最終形態となる【スーパースタリオンGT2RS】です。
ちなみに、スーパースタリオンGT2RSとGT2は、グリップ形状が異なる以外は、同じスペックです。
こちらが、その最終形態であるスーパースタリオンGT2RSとなります。(すでに、ブログで、お馴染みかと思いますが...)
その重量は、約130gとなります。
但し、簡易計量器と言うことと、プロトモデルと言うことなので、発売モデルの重量がどうなるのかは分かりません。(でも、ほぼ変わらないかと...)
このスーパースタリオンGT2RSの一番の拘りは、やはりガイドですね。
古き良き時代の【大口径オールダブルフットLNガイド&SICリング】の【9個乗せ】が、絶対に譲れない部分でした。
このビッグLNガイドを最低限の9個乗せにすることで、以下の効果が見られます。
①ロッドにムチッ!とした粘りが出る。
②ラインに遊びが生まれる。
この2つは、友蔵のバス釣りに欠かすことが出来ない重要な要素なのです。
最先端最新鋭を突き進む今江さんとエバーグリーンさんが、よくぞ、この古のガイドを採用してくれたものです。(相当な決断だったかと...)
そして、もう1つの拘りは、グリップです。
流行りのセパレートグリップではなく、敢えての【コルクストレートグリップ】で、更に、【コルクフォア】付きと言う、これまた、時代に逆行したスタイル...。
これにより、ルアーから伝わる振動が、【ボッ!ボッ!ボッ!】と言う【大きく柔らかい太い振動】になるのです。
更に、剛性感もアップしますし、フルキャストした際に、ビシッ!とグリップが止められるので、飛距離も安定します。
最先端最新鋭のトレカT1100Gを心臓に持つものの、その周りを固めるのは、古のスペックと言う、まさに【時代の反逆児】だと言えますね。
ちなみに、このバット部分ですが、「4軸が入ってないんですか?」との質問を頂きましたが、単純にブラック塗装されてるだけなので、ちゃんと4軸は入ってます。
ハイテーパー故に、バット部分の湾曲を抑える意味で、このバット部分に、40tカーボンの補強がなされてます。
それと、リールシートですが、元祖スースタでは馴染めなかった人が多かったACSシートではなく、ECSシートになってますので、どんなに手が小さい方でも大丈夫かと思います。
実際に、どんな握り方をしても違和感なく使えましたので、このECSシートは優秀かと思います。
ここまでは、ロッドの仕様ですね。机上の理論はしっかりしてても、実際に使うと???となるケースもあるのが、難しいところ...。では、このスーパースタリオンGT2RSは、どうなんだ?と言うことですが...。
結論から言いますと、完全に、元祖スースタを超えてしまっており、ハイテーパーロッドの金字塔になり得るのでは?と言う領域まで進化してしまいました。
まず、これが7フィート1インチもあるのか?と言う程の軽さとシャープさを感じることが出来ます。
その為、縦捌きの釣りが最高レベルで出来る様になりました。(元祖スースタでは考えられないレベルです)
ロッドを立てながらのスイムベイトやアベンタRSのダルダル巻きも、何時間やっても疲れません。
更に言いますと、そのシャープさから、メタルクロースピン10~13gでも、感度抜群で使用することが可能です。
ボトム感知能力も長けており、ジャバギル110のネイルシンカーでのボトムずりずり&放置でも、何をやってるのか明確に分かるレベルです。
ここまでのシャープさと感度を有してるのは、スーパースタリオンと考えると有り得ないこと...。
となると、元祖スースタで感じられた、あの独特の【ムッチリ感】は無くなったのか?と言うことですが...。
それが、全く失っていないと言う事実に驚きました。
ひと度、モグチャmonsterを投入すれば、太く甘い振動をしっかりと伝えてくれます!(この際には、シャープさは一切感じません)
モグチャmonsterを最高レベルで泳がすことが出来る為、野池ロクマルまで出現する始末!
ディープエリアで操るバクラトスイマーの波動も、しっかりと明確に伝えてくれる為、65cm5400gと言うモンスターまで捕獲することが出来ました!
この大きく分厚い口をフルパワーフッキングで貫通させ、狂暴的な突っ込みを即座に制圧するトレカT1100Gのリフティングパワーには恐れ入りました。
このスーパーモンスターが獲れたと言う事実で、バスから【スーパースタリオンGT2RSは正解だよ】と言ってもらえた気がしましたね。
そして、この前に発覚したんですが、ティップがマイルドな為、イーター2斬風も、難なく使うことが出来ました。(キャストも普通にぶっ飛びです!)
現在までに、様々なルアーを使用して来ましたが、上は【3.3ozビッグベイト】、下は【5gテキサスリグ】まで行けます。
ファットイカなどの高比重ワームも、難なく使うことが出来ますね。
それと、「スーパースタリオンGT2RSとグラコブ、どっちが良いですか?」との質問も頂きます。
これは、個人の好みですね。ハイテーパーが好きな方はスーパースタリオンGT2RS、ローテーパーが好きな方はグランドコブラで良いと思います。
ちなみに、元祖スースタを溺愛してる方々には、間違いなくスーパースタリオンGT2RSをオススメします。(自信ありです!)
最後に、「いつ発売ですか?価格は??」との質問もよく来ますが、これについては、近いうちに、今江さんかエバーグリーンさんから発表があるかと思いますので、しばしお待ち下さいませ。(確実に発売されますので、ご安心を!)
と言う感じで、現時点で、友蔵が伝えられるのは、以上です。
友蔵が細かいウンチクを何やかんや言うても「ふ~ん...」だとは思いますが、しっかりと釣果が出てますので、その点で「おっ!?」と思って頂ければ幸いです。
スーパースタリオンGT2RS、いよいよです(`ー´ゞ-☆
人生に必要な知恵は全て金字塔で学んだ
昨晩の超スーパージャイアントキリング 奇蹟の大番狂わせで興奮して寝付けず、で、寝坊しちゃいました…
さて、で、日本では国内のボクシングファンからしても、ほぼ無名(すいません)だった木村選手の背景を知ることのできる記事はないかな…ってことで、これを見つけました
>7月28日、中国の上海オリエンタルセンターで行われたWBO世界フライ級タイトルマッチでは、世界初挑戦で同級7位の木村翔(28=青木)が王者ゾウ・シミン(36=中国)を11回2分28秒TKOで破り、大番狂わせで新王者となった。
ヒット・アンド・アウェイでリズムに乗る王者を、不器用に追う木村の背中に、うっすらと“消えきらなかった入れ墨”が見えた。
「何をやっても不真面目で中途半端にしか取り組めなかった」と20代前半までの自分を振り返る木村は、本庄北高校時代、ボクシング名門校 の選手たちを破って1年生からインターハイに出場する幸先の良いキャリアを積み始めたが、2年生の頃にはすでに部を辞めていた。
以降の話はわざわざ語ろうとしない木村。24歳になってから、またプロでボクシングを再始動したものの、デビュー戦でいきなり初回KO負け。かつての木村ならば、これでまた諦めたかもしれないが、酒屋のアルバイトで生計を立てながらキャリアを積み、以後は14勝(7KO)2分。そして急転直下のようにこの挑戦プランが舞い込んだ。
王者のゾウは中国史上初の世界選手権優勝、世界選手権連覇、五輪表彰台入り、五輪金メダル、五輪連覇と多くの金字塔を打ち立ててきた中国の国民的英雄。だが、36歳現在の戦力に関してはプロ転向後にタッグを組んだ名将フレディ・ ローチから自立し、むしろ木村よりも未知数が多かったのも確かだ。
試合前半は、ゾウはこれまでの不向きそうなファイター化から脱却し、全盛期の「ポイント稼ぎ」を彷彿とさせる変幻自在な攻防を駆使して、アウトボクシングでいくら逃げても木村に主導権を握らせた印象までは与えなかった。
木村の作戦は絵に描いたような後半勝負。採点を考えずにボディブローで相手の体力を消耗させ、8回以降に倒しにかかるというものだった。
結果的には作戦が成功したとはいえ、予想していた以上にゾウのポジショニングは巧みで、木村がイメージしていた「ボディから顔面への連打」を許さない上に、3ラウンド、偶然のバッティングで負った右目尻の切り傷は、いつ試合を止められてもおかしくないほど深刻だった。
途中の採点では王者が上回っており、流れ出る血を気にする木村に、逆転の契機は訪れないか。本人もそう思いかけたという11回、木村の放つ右ストレートに反応できなくなった。セコンドの有吉将之会長から「お前の人生を変えて来い!」の声が飛ぶ。
「自分は勝つつもりでハードトレーニングを積んで上海に来ました。だからこっちのスタミナはまだ全然余っていたんです」(木村)
猛然とラッシュし、ロープ際で渾身の右を打ち込むと、ゾウがたまらず膝をつく。フラつきながら立ち上がったものの、レフェリーはストップを宣告した。
大歓声から悲鳴、悲鳴からどよめきに変わった会場に、一礼をしてリングを降りた木村は「まだ全然実感が湧いてこない。とりあえず世界チャ ンピオンになったからアルバイトを辞めようかな」と開口一番。
「ようやく人様に胸を張れることができたから、母校で講演会でもやりたいんですけど、廃校になっちゃったんですよ」と庶民的なジョークを言って、目尻の血を拭った。
これでフライ級はWBAの井岡一翔(井岡)、WBCの比嘉大吾(白井具志堅)に続いて、3団体目の現役世界王者が誕生。日本人同士による統一戦も期待したいところだ。
…いやぁ、凄かったぁ
あの、失礼な話、僕は期待してはいなかったのです
だって、あまりにもな負の要素が多かったし、実績も段違い、キャリアも段違い(ゾウは五輪2連覇の英雄)、敵地での世界初挑戦、そして、国内ではほぼ無名に近いボクサーでありました
まだJBC未承認のタイミングでWBOAPタイトルを獲得してますが、これが無名のランカー同士による王座決定戦であったので、WBO世界ランクを獲得こそしたものの、ぶっちゃけ、このタイトルの意味と価値に懐疑的な視線も根強く、日本>東洋太平洋…WBOアジアパシフィック 的な印象は拭えなかったわけであります
いやぁ、しかし、攻めに攻めて、もう攻撃あるのみの執念の猛アタックでぶっ倒しちゃったのだから衝撃的でありました
で、夕べもこの敵地王座戴冠の変遷を調べようと思ってはいたものの、ちょっとはっきりしなかったのですが、いい記事を見つけましたよ
>無名の男が中国のスター選手を敵地で撃破し、世界を射止めた。WBO世界フライ級6位木村翔(28=青木)が、初防衛戦に臨んだ同級王者鄒市明(ゾウ・シミン、36)に挑戦。五輪2大会連続金メダルの強敵に加え完全アウェーながら、前半はボディー攻撃で足を止める。11回にダウンを奪うとさらに連打で仕留めた。日本人として9人目で延べ10回目となる海外奪取で、創設73年目の名門ジムに男子初のベルトをもたらす金星となった。
▼日本人の海外奪取 木村が通算9人目でのべ10回目となるが、日本ボクシングコミッション(JBC)公認に限る王者の敵地で奪取となると、西城、柴田、大熊、三原以来36年ぶり5人目となる。柴田の2度目、上原、平仲、亀田は王者の母国ではない中立地開催。高山はIBFが未公認時代の奪取だった。
…ってことで、純然たる「敵地世界タイトル奪取」というのはなんと三原正さんまで遡るんですって
僕はJBCによる承認や公認記録を通じてとなると、平仲さんかなぁ?と思ったのですが、いやいや、平仲さんも「中立国」での王座戴冠だったそうです
上原さんも「中立国」だったかぁ
改めて、この快挙の壮絶さと崇高さが際立ちますなぁ
で、この木村選手、埼玉県熊谷市出身ということで、なんと、僕の出身地の隣町みたいなもんなんですよねぇ
日本で一番暑くて柄が悪い(笑)街…って感じで、これも衝撃なんですよぉ(僕は好きだけれど)
確か、元日本チャンピオンで世界挑戦も果たした三澤照夫さんが熊谷市出身でしたかねぇ
三澤さんの活躍もうれしかったけれど、今回は歴史に残るジャイアントキリングってことで、その衝撃が熊谷市を襲っていると思いますよぉ
ううむ
いやぁ、昨晩はネット観戦できて本当にラッキーだったなぁ
改めましておめでとうございますっ‼
御愛読感謝
つづく